5組の 松本 敏裕です。
私は大学卒業後、神奈川県立高校、教育委員会等に勤務してきました。
2013年3月に県立希望ヶ丘高校副校長を早期退職をし、現在は美術のみを指導する非常勤講師として、県立高校で仕事をしています。
2014年の3月に10日間スペイン旅行をした時の作品で銀座にある画廊宮坂で個展「バロセロナ・マドリード・アンダルシアの光と影」を開きました。8月4日(月)から8月9日(土)までの6日間です。
スペインは3回目なので、観光地の風景より表通りから路地を入った景色や人物に惹かれます。
バロセロナ・マドリード・アンダルシアの光と影
8月4日から9日までの六日間があっという間に過ぎました。学校の関係者、3校(県立川崎・弥栄・上矢部)で教えた卒業生、現役高校生、他の画廊・美術店主、美術評論家、DMを見て来場される方、そして西谷中学校の恩師(丸茂高先生)・同窓生(石川忠君、大泉(伊奈)慶枝さん、堀内伸泰君、乾芳壽君)で、コンパクトなスペースの画廊が、会期の後半には作品をゆっくり見ていただけないくらいになりました。
今春のスペイン旅行をテーマに陶板をキャンバス代わりにして呉須(酸化コバルト)で染付ける作品を制作しました。陶土(白化粧土を塗る)、半磁土、磁土を使用し、呉須も各種を使用し、酸化または還元焼成で試しました。染付は明末の景徳鎮民窯「古染付」の洒脱さを目指しました。
陶土や磁土での陶板作りから素焼、本焼、赤の上絵の三回の焼成を必要とする陶板画は計画的な準備で制作しました。水彩画と油彩画は、描き込まねばならないプレッシャーで遅々として進みませんでしたが、開催日が迫ってくると早朝から制作して最終日まで作品を制作して追加展示しました。
開催にあたり、ご協力いただいた関係者や、銀座通りの気温が36度越えの中で来場された皆さんに、深く感謝する次第です。