1組の 石川 忠 です。
中学では科学部で丸茂先生から人工衛星の軌跡を校庭に仰向けになり観察したり、金魚の飼育をしたりして理科の楽しさを教えていただきました。
体育の渡辺先生から「中学生のくせに腹が出てきたな!」と言われたりした運動コンプレックスを克服するため、高校では器械体操部にて3年間部活に専念しました。そのお陰で20年前のスーツが着れる体型を今でも維持しています。
大学では再び理系に回帰し、鉄鋼会社(新日鐵)の研究所に勤務して現在に至っています。途中、イギリスに数年、その後、大分に15年住んでいましたので、いつの間にか行方不明者のリストに名を連ねていました。今は千葉市稲毛に住んでいます。
右側の写真は長野県の標高2000m高峰の湯です。
鉄と温泉
仕事は,新しい鉄鋼材料を開発することです。超大型のコンテナー船や最高レベルの安全性が求められる大型LNG船などに使用される強くて壊れにくい丈夫な鉄を世界に先駆けて開発し、楽しく厳しい研究生活を送っています。
大分では、「サバちゃん一家の大分ハマリ学」なるエッセイを地方雑誌に連載するなどして,特に温泉と食べ物にのめり込んだ生活を楽しんでいました。大分には星の数ほど温泉が有ります。関東に戻ることとなりガッカリしておりましたが、群馬や長野、新潟などこちらにも素晴らしい温泉があるので、最近は満足しています。1970年卒同窓会の仲間が乗鞍や白馬で温泉付きの宿を営んでいるようなので、遊びに行くのを楽しみにしています。
「鉄」の研究以上に「食べ物」の研究も一生懸命です。安心・安全がもっとも優れたソースです。食べ物は舌ではなく頭で食べているのだということを毒入り餃子事件の最中、中国のレストランで食事をしながら納得しました。
下の露天風呂は大分県にある長湯温泉・かに湯です。
食べ物
最後に皆さんに一言お知らせです。
最近は「焼き海苔」しか店頭で見かけませんが、昔ながらの「乾海苔」を食べる直前に自分で焼いて召し上がってみてください。
1枚数十円で,格別の贅沢が味わえますよ。それと炭火の威力も凄いですね。秋刀魚でも肉でも全く別物に仕上がります。
今はマンション暮らしで炭火とは無縁の生活を余儀なくしておりますが・・、それだけが残念です。
左の写真は自家製の昆布のせサバ寿司です。(しめ方がポイント。酢の濃度と漬ける時間との勝負です。もちろん、サバそのものが最も大事ですが。)